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ギターの基本!失敗しないブリッジミュートのコツ5つ

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ブリッジミュートで音がうまくならない
速いピッキングができない
手の位置・動かし方がわからない

ブリッジミュートは初心者のうちに覚えておきたい右手のコントロールのための重要なテクニックです。

右手でミュートをコントロールできればカッティングやチョーキング・ビブラート・タッピングといった様々なテクニックに応用できるのでかなりギターが上達します。

ロック系でよく使われると思われがちですが、どんなジャンルでも出てくる上にミュートの基本となるのでしっかり覚えましょう。

この記事を読めば
  • 右手のミュートの基本となるブリッジミュートの正しい弾き方が分かる
  • 身につければ意識することなく様々なフレーズをきれいに弾くことができる
  • ギターの上達に必要な右手の重要性が分かる

ブリッジミュートの正しい右手の位置

ブリッジミュートがうまくならない原因はたくさんありますが、最もよくあるパターンが位置です。

ブリッジの真上は間違い

ブリッジミュートの位置はブリッジ寄り

ブリッジミュートという名前ですがブリッジの真上に手を置くわけではありません。

ブリッジに軽く当たる程度の位置です。

前すぎるのも良くありませんが、ブリッジよりも少し前に置いてみましょう。

また、ミュートをするときは1から6弦すべてに手を置く必要はありません。5、6弦だけなど鳴らす音の部分だけで大丈夫です。

ブリッジミュートの位置透視図

わかりやすいように手の位置を透過してみました!

アハ体験してみてください!

手の側面ではなく少し平側

手の側面は間違い
手のひら側が正解

ブリッジミュートは別名パームミュートといってパームは手のひらのことを言います。

パームミュートの譜面

TAB譜でP.M.と書かれてるのはパームミュートのことです。

チョップして当たる部分を使うと思いきや実は少し手の平(内側)なので無理に手を立てようとしてる人は自然な形で置いてみてください。

位置を動かして探る

ブリッジ側とフロント(ネック側)の前後で音が結構変わります。

フロント側は強めにミュートされるのでピッキングを強めにすれば音の短いスタッカート気味のミュートができます。

ブリッジ側に近ければ弱いミュートになって音が太く長いブリッジミュートになります。

クリーンサウンドのブリッジミュート例

ブリッジミュートのTAB譜1
フロント側
中間
ブリッジ側

ドライブサウンドのブリッジミュート例

ブリッジミュートのTAB譜2
フロント側
中間
ブリッジ側

音の長さ、サステインや太さが変わったと思います。

好みの音を探してみましょう。

上級者はこれを使い分けて使います。

力は入れない

ギターは右手も左手も基本的に脱力が大切ですが、ブリッジミュートでも余計な力は必要ありません。

押さえつけず軽く置く

ミュートは本来音が鳴らないようにするものですが、ブリッジミュートは音を出します。

ブリッジミュートに力は全く必要ないので押さえつけるのはNGです。

問題は位置とピッキングです。

ピッキングでも力を抜く

通常のピッキング程力はいりません。

ピックを持つ手に力が入っていれば間違っています。

曲の中で意図的にに硬い音やアタック音を出す場合は例外です。

ピッキングのコツ

右手で押さえることに集中しすぎて弾くために手を振る動作ができないことがあります。

手首で弾く

無理に指だけや腕で弾かないといけない状態は間違いです。

動きは通常のピッキングとほぼ同様ですが、ブリッジミュートで弦に触れている部分辺りを軸にして手を動かします。

テンポの速いブリッジミュートは腕で

メタル系でテンポが速いのに全てダウンピッキングで弾かないといけないフレーズなどがある場合は肘を軸にして腕で弾く場合があります。

これは単純に筋肉が必要で、あえて腕を大きく振って徐々にスピードを上げつつ持続させて慣れるしかないです。

通常のミュートなら筋肉は必要ないので参考にしなくて大丈夫です。

ピックは斜めに寝かせて少し押し負ける

ブリッジミュートのピッキング角度

通常のピッキングでダウンピッキングをして弾き切ったときには少し外側を向くイメージです。

しかしブリッジミュートの場合はピックを少し寝かせたままピッキングしたほうがやりやすいです。

いらない音を鳴らさない

ブリッジミュートにはブリッジミュート以外のミュートをするテクニックが実は必要です。

ブリッジミュートを鳴らす音以外の余計な音は鳴らしてはいけません。

弾く弦だけを狙う

弾く弦のTAB譜

例えばパワーコードで5、4弦を鳴らすフレーズの場合は5、4弦のみを弾いてその他の弦はミュートして鳴らないようにします。

この場合のミュートは左手、右手両方でします。

1弦だけ鳴らすイメージで

弦一本だけを弾く場合はもちろん1弦だけ鳴らしますが

6、5弦など2本にわたって弾く場合は6弦をしっかり弾いて5弦は軽く当たるぐらいの気持ちで弾きましょう。

最悪5弦は鳴っていなくても4弦以降の余計な音が鳴らなる心配がないのでおすすめです。

左手のミュート

右手でブリッジミュートをしているときにミュートがしづらい弦は左手でミュートします。

左手のミュートは右手同様無意識にできるように練習しましょう。

人差し指の先で6弦をミュートしたり、押弦している指の腹で不要な弦をミュートしましょう。

曲を参考にして実際に弾く

ブリッジミュートを覚えるには実際に正しいブリッジミュートの音を真似することが大切です。

ブリッジミュートの音を知らないまま練習しても自己流にはなりませんよ。

中島美嘉 – GLAMOROUS SKY

中島美嘉の画像

いきなりブリッジミュートのイントロです。

ロックなミュートの練習におすすめです!

Survivor – Eye Of The Tiger

サバイバーの画像

弦一本ですが少し早めのテンポなのでピッキング練習に最適!

かなり有名なので聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

Metallica – Master of Puppets

メタリカの画像

初心者はこれを練習すれば完璧にブリッジミュートができるので超おすすめです!!

というのは冗談で超高速のダウンピッキングが強いられるので腕の筋肉に自身のある人はぜひ挑戦してみてください。

まとめ

ブリッジミュートは慣れれば簡単にできますが、単音弾きの様々なテクニックの基本に応用されるので必ず習得しておきましょう。

平行して右手の応用やピッキング練習にも挑戦しましょう!

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