- ギター教室で習うか独学か迷っている.。
- 初心者はギター教室に行くべき?
- 独学はやっぱり難しい?
初心者だと独学でギターが弾けるようになるか不安ですよね。
ギター教室に行っても全然上達しなかったらお金も時間ももったいないです。
しかし、独学で挫折してしまうことを考えるとギター教室に通うべきとも思えます。
- ギター教室と独学それぞれのメリット・デメリットがわかる
- 効率よく上達する方法を選べる
- 選ぶ際に重要なポイントがわかる
僕も12年ほど独学でやっていますがギター教室に行くべきか悩みました。
今は様々な経験を経てギター講師やバーで雇われて演奏するミュージシャンなどプロとしての仕事をするようになりましたが、結果としてはもっと人に習っておくべきだったと思っています。
今回は独学を貫いてきた人間の末路とギター講師として生徒を見てきたという2つの視点から解説していきます。
ギター教室で習うと独学よりも上達が早い
ギター教室に通う最も大きなメリットは独学よりも上達が早いことです。
レッスンを受けている生徒のほとんどが初心者だった自分の頃よりも圧倒的に速く上達しています。
そしてギター教室に通えば弾けないということはまずないです。
ただしメリットだけではない
ギター教室に通えば弾けるようになるので絶対に通いましょう!と言いたいところですが実際にはなかなか上達しない人はたくさんいます。
原因は様々ですが、ギター教室の良いところばかりを見て失敗しないように注意しましょう。
ギター教室と独学で共通していること
ギター教室と独学で学ぶ上で共通していることに次のようなことがあります。
- 自主練習しないとすぐには上達しない
- 成長するための自己投資としてお金が必要
- 目標や目的がないと挫折する
ギター教室は通っていれば上手くなると思うかもしれませんが、独学と同様にお家で反復練習しないとなかなか習得できません。
また、独学であっても教則本や楽器・機材やスタジオ費など効率よく技術を高めるためにはお金はかかります。
ギター教室のメリット
ギター教室のメリットとデメリットを比較してみました。
次に独学で学ぶ場合と比較しながら具体的に解説していきます。
メリット①:独学よりも成長が早い
繰り返しになりますが、最も大きなメリットと言って間違いありません。
独学だと「何を練習すればいいのかわからない」という状態に陥りやすく挫折してしまったり手が止まることが多いです。
ギター教室に通えば何も考えなくてもやるべき練習がわかるのでどんどん成長していけます。
悩んでいる間にレッスンを受けている人はどんどん上達している。
独学である程度技術が身につくとやるべきことはわかってきますが
- 初心者でまず何をするべきかわからない
- 少し弾けるけどなかなか上達しないので習うか迷っている
- 挫折したけどもう1度挑戦したい
などの悩みがある人はぜひ体験レッスンを受けてみると良いと思います。
メリット②:練習する習慣が身につく
特に独学でなかなか上達しない人の大きな原因は「習慣化」にあります。
ギターは独学だと練習を継続するのが難しく、段々弾かなくなっていつの間にかほこりを被って押し入れに封印されることがよくあります。
しかし、ギター教室に通えば課題が見つかり自然とギターを弾く習慣を身につけることができます。
通うのをやめると習慣が続かなくなりやすい…。
メリット③:初心者の難関で挫折しにくい
ギターは独学だと信じられないほど挫折しやすいです。
ギターメーカーのフェンダー社の調査によると入門としてギターを購入したひとのうちのなんと90%以上の人が挫折しているそうです。
上手く弾けるようになる以前に辞めてしまったら意味がありません。
挫折せずに独学でやっている人は多いけど実はたった10%の生き残り。
メリット④:基礎がしっかり身につく
人によってカリキュラムは違いますが、独学では気づけない基礎を身につけることができることがギター教室の大きな特徴です。
上級者になってもこの「基礎を積み上げる」ことが重要になってきますが、独学だと確実に見落とします。
基礎の中でも特に重要な「音楽理論」は覚えると飛躍的に上達することができますが、独学だと理解しづらく挫折する大きな原因になっています。
独学だと基礎練習にまず何が必要なのかがわからないはず。
メリット⑤:仲間ができる
切磋琢磨し合える仲間やライバルの存在は大きく自分を成長させてくれます。
独学でも身近に音楽をやっている人やSNSなどで交流ができますが、誰でも仲間ができるとは限りません。
特に大人になってからは楽器をやっている人はほとんど見かけなくなります。
仲間を作るならグループレッスン
ギター教室はマンツーマンという1対1の方式が多いですが中にはグループレッスンを行っている教室もあります。
グループレッスンはマンツーマンのように自分だけが質問をすることはできませんが、周囲の人と教え合ったり競い合ったりすることで技術を高められるという強みがあります。
ちなみに都内にはグループレッスンに強い教室があります。
JAM音楽教室:レッスンを何度受けても定額のグループレッスンができる教室。入会金無料。
その他にもたくさんおすすめのギター教室があるのでぜひ参考にしてみてください。
関連記事:【2021年】東京都内で最も安いギター教室は?コスパ最強のおすすめレッスン5選
ギター教室のデメリット
メリットばかり目立ちますがここからは意外なデメリットを解説していきます。
デメリット①:受け身になってしまう
ギター教室では分からないことや知らないことを何でも聞いても聞かなくても教えてもらえます。
しかし、教えられることに慣れてしまい自ら分からないことを調べたり追求していく「自主性」が伸びにくい傾向にあります。
ギター教室に通っていても基本的に自主練習が必要ですが、これが面倒になるとギター教室を辞めた途端に飽きてしまうこともあります。
自分の理想をイメージしたり目標を決めて練習できればOK!
デメリット②:やらないといけないと思って嫌になる
先生に出された宿題や洗濯物や洗い物などの家事って「やらないといけない」と思ってストレスになることありませんか?
ギター教室も通うことや課題に対して義務感を持つと面倒になって嫌になってくることがあります。
そうならないためにも夢や目標の設定が大切になってきます。
デメリット③:自分のペースで練習がしにくい
独学は自分のやりたい練習を好きな手順で練習することができますが、ギター教室によっては決まったカリキュラムで決まった手順通りの練習しないといけません。
曲全体の練習をして弾けるようになりたいな~
と思っても「まずはコードを綺麗に鳴らすまでや余計な音がなくなるまで次にいけない」ということもあります。
またギター教室によっては受講日のキャンセルをすると振替ができないこともあります。
デメリット④:人間関係の相性に大きく左右される
ギター教室を選ぶ際にはまず料金や通いやすさなどを見がちですが、最も重要なのは講師との相性です。
講師は知識や技術を審査して採用されていますが、中には高圧的な教え方だったり説明があまり上手くない人もいます。
人間関係の相性は実際に受けてみないとわからないことなので必ず「体験レッスン」を受けるようにしましょう。
関連記事:安いギター教室で習うと失敗する!?後悔しないレッスンの選び方5つ
デメリット⑤:お金がかかる
ギター教室に通うには1レッスン当たり4,000~5,000円程度。週2回なら月8,000~10,000円程に加えて入会金や教材費などの初期費用もかかります。
独学とは比べ物にならないぐらいお金がかかりますが、その代わりに独学では得られない知識・技術・時間・人とのつながりなどが得られるので払う価値は大いにあります。
どうしても独学でやりたいだとか独学でやることに意味があると思わない限り、お金を気にするのは損です。
お金だけで迷うなら行った方が良い。
まとめ:体験レッスンを受けて判断しよう
メリット・デメリットを比較すると次のような人が特に向いていると分かります。
独学では1年以内に挫折してしまうことが多いですが、ギター教室に通えば1ヶ月ほどで軽く1曲通すぐらいに上達できます。
それほど価値があるものなので迷っているならまず体験レッスンに行ってみましょう。
コメント