耳コピをしたいけど時間がかかる…難しい。
耳コピをしてるけど音が聞き取れない、できない!
耳コピがうまくなりたいけどどうすればできるの
TAB譜がない曲があったり、弾いてみたい曲があるときに耳コピをやってみようと思っていざ挑んでみたら
「めっちゃ時間かかるしうまく弾けないし合ってるのかすらわからない…」
なんてことになってませんか?
ギターをする上で耳コピは必ず通る道でほぼ必須のスキルです。
過去にツイッターでも触れましたが、音感を鍛えるためにも重要なことです。
ギターをやっていれば案外自然と身につくんですが、うまく・早く耳コピをするためにはコツを掴んまないと難しいです。
今回は僕の仕事だったバーでの演奏経験から音を聴きとるために学んだ耳コピのテクニックとギター歴11年の知識から最適な練習方法をご紹介します。
メロディーを口ずさむ
まず聴いているメロディーを鼻歌などで口ずさむことができるでしょうか?
これができていれば耳コピはすでにできています。
口ずさめるということは音を覚えることができているので、あとはギターで弾くだけでできます。
コードの場合はまずルートの音を聴きとります。
複雑なコードの場合は音楽理論をある程度理解しないとすぐにはわからないので、まずは明るいか暗いかで「メジャー・マイナー」(3度の音)を判断します。
セブンスコードの響きを覚えていれば7度の音もある程度わかります。
そこから何の音が足りないのか少しずつ音を足して探ってみましょう。
全然音程が分からない場合は一音ずつ鳴らして当てはまるか確認してみましょう。
簡単で有名な曲は覚えやすいのでおすすめです。
参考記事:バンド初心者でも簡単で盛り上がるおすすめの曲16選【ジャンル別】
聴き取れない場合はゆっくり再生
口ずさむことができない場合は曲の速度を落として口ずさんでみましょう。
YouTubeは再生速度を変えることができます。
またスマホでも曲の再生速度を落とすアプリがあるので活用してください。
- Anytune:iPhone用
- ミュージックテンポチェンジャー:アンドロイド用
めちゃくちゃ早い曲や弾いてる人があまりに下手芸術的だと聴き取れないこともあるので諦めてTAB譜や人が弾いている動画の手元を一生懸命見ることも大事です。
ヘッドホン・イヤホンで聴く
スマホのスピーカーやパソコンのスピーカーからは聴き取りづらいことが多いです。
なるべくヘッドホン・イヤホンをして聴き取りましょう。
おすすめはレコーディングやミックス・マスタリング時に使用するモニター用ヘッドホンです。
今後音楽で活動する場合や作曲・DTMでミックス・マスタリングをしたいという方は長期的にお世話になるので買っておいて損はないです。
- audio technica ATH-M50x :僕も使用しているATHシリーズの一番人気のモデル。
- SONY MDR-CD900ST:長年愛されているシリーズでレコーディングスタジオやライブハウスなどでよく見かけるスタンダードなヘッドホン。
- SONY MDR-7506:MDRシリーズの低価格モデル。
どれも1万円以上しますが、長く使うものと考えたら絶対ケチらないほうが良いです。
スケールやコードなどの音楽理論を身につける
音が取れない、音感が身に付きにくい人は音楽理論でカバーすることができます。
このツイートのように、たとえ耳コピができなくても音楽理論の理解を深めることで
何を弾いているのかわかるだけでなく、次にどんな音がくるのか予測することができます。
なのでこれを身につければ耳コピの速度が圧倒的に上達します。
スケールやコードの知識が浅ければ、メロディを聴いたときに
何の音だろう?コードもなにかわからないぞ?この音かな?
と手探りになりますがスケールやコードがある程度わかると
お、これはペンタトニックスケールだから次はこの音か!
コードはDm7に何か足した音だ!
となるのですぐに耳コピできるようになります。
スケール練習のための記事:ギターのスケールは全部覚えなくていい!楽しいスケールの覚え方4つ
音楽理論を解説した記事:独学ギタリストが知ってて得する3つの音楽理論【超初心者向け】
音楽理論は上達の実感が湧きにくく、独学で身につけるのはなかなか大変です。
しかし、音楽理論を覚えるほど成長スピードが大幅に上がるのでできる限り勉強しておいてほうが良いです。
どうしても理論が苦手な方はレッスンを受けてみるのもアリです。
関連記事:最大約7万円分が無料!?プロが教えるギター教室を激安で受ける方法
音感トレーニングをする
音楽理論を勉強するのも良いですが、結局耳コピには多少の音感が必要です。
ギターをやるうえで音感は絶対に合った方が良いので日ごろから鍛えておきましょう!
音感トレーニングといっても絶対音感のように聞いた音をすぐに当てるといったことは必要はないです。(もちろんあった方が良いですが)
絶対音感がない人は「相対音感」というものを鍛えます。
聴いた音が基準の音(ルート音やキー)からどれだけ離れているかということを認識する能力です。
これはアプリで鍛えることができます。
クイズ形式で楽しみながらトレーニングできるのでぜひやってみてください。
最初の項目でのメロディを口ずさむことも非常に重要なので覚えておいてください。
まとめ
音楽理論も音感も兼ね備えれば耳コピだけでなく演奏面でも間違いなく他の人を出し抜けるので両方少しでも覚えてどんどん成長しましょう!
耳コピにはスマホアプリが結構重宝するのでぜひ他の記事も参考にしてみてください。
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