・JC-120をマーシャルのように歪ませたい
・JC-120が歪みにくくて使いづらい
・JC対策ができるおすすめのエフェクターが知りたい
「JCって何繋いでもバキバキのジャキジャキでペラペラになってクソみたいな音になるし全然綺麗に歪まない!」
JCM800のヘッドをライブに持参するぐらいマーシャルサウンド好きな僕も昔はそんな風に思っていました。
歪みにくくて音作りも難しいという苦手意識が強くありましたが、JC-120のために何十個もの歪みエフェクターを試奏してきた結果
今では率先して選ぶような万能のアンプとなりました。
こんなにたくさんのメリットがあります!
JC-120だけでなくどんなアンプのクリーンチャンネルでも使いたくなるような歪みエフェクターばかりなのでぜひチェックしてみてください!
JHS Pedals Angry Charlie V3
一番おすすめしたいのがこちら!
JCM800系の音を再現した歪みエフェクターでとんでもなく綺麗な粒立ちのディストーションです。
モダンなドライブサウンドやメタル系というよりも本当にマーシャルらしいハードロック系サウンドですが、ハイゲインは非常に綺麗なのでどんな場面でも扱いやすいです。
JC対策の歪みペダルはずっと色々試していてSuhrのRiotとかも比較してたんですが、これを弾いた瞬間
はい、買います。
出会って5秒で購入です。感動してしまって即買いしました(;^ω^)
歪みペダルを選ぶ点で気になるのがボリュームコントロールとピッキングへの反応ですが、どちらもかなり綺麗に反応してくれてクランチとして使っても優秀です。
普段スタジオに置いてるマーシャルや本物のJCM800よりも音が上品でノイズも少ないので間違いなく最強です。
【ブースターも必要ならコレ】JHS PEDALS Sweet Tea V3
ブースターとしてJHSのMoonshineというオーバードライブがAngry Charlieに合体したモデルです。
ブルージーなサウンドでオーバードライブ単体としても使いやすく、配列も変更可能なのでゲインブーストとして混ぜて使ったりクリーンブースターとして音量を上げたりと自由度が高いです。
ブースターとしてオーバードライブを繋げても音量が上がらない!ピーとノイズが鳴る!なんて人にはピッタリです。
実は即買いしたのこっちの方です。少々高いですが後悔しないのでこっちにした方が良いですよ!
FRIEDMAN BE-OD
JHSより先にこっちを弾いていたら買っていたかもしれない。高級アンプをモデリングした歪みエフェクター。
フリードマンというアンプは元々マーシャルから派生したのでマーシャルの音に少し近いんですが、上品なのに荒々しく歪んでくれて速弾きやハードロック、メタル好きにはたまらない音なんです。
70万ぐらいするアンプがなんと2万ちょっとで買える。控えめに言ってヤバすぎる。
似た系統なのでAngryCharlieとの比較動画がありました。
フリードマンはボグナーやメサブギーなどの系統に近いハイゲインサウンドで、よりメタル系のバッキングやリードに特化しています。
日本人だと大村孝佳さんが愛用していて、最近は僕もHelixでフリードマンのモデリングを使用しています。
アンプのフリードマンを弾いたことがありますが、実機と音はそっくりでAngryCharlieと良い勝負をしています。
ただ結構ノイズが大きい印象があるのでノイズゲートが欲しくなります。
【完全上位互換】FRIEDMAN BE-OD DELUXE
BE-ODにミッドコントロールが付いてゲインチャンネルが追加された上位モデルです。
ミッドのEQが欲しけりゃ完全版を買えという素晴らしい商売方法で攻めてきてます。
どちらもゲインチャンネルという男前仕様ですが、JCのクリーンと組み合わせれば最強ですね!
FULLTONE OCD
OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVEの略だそう。
ボリュームコントロールの時の反応が繊細でクランチ、ドライブサウンドがとにかく綺麗で1度弾けばやみつきになるほど非常に人気のある定番のオーバードライブです。
ドライブを上げると歪みがちょっと潰れて低音が増すという若干癖のある歪みエフェクターになりますが、JCM800やJCM2000など最近のマーシャルに近い音でJCと組み合わせるとハイゲインでも抜けが良くオールジャンルで使えます!
TS(チューブスクリーマー)系と言われブースターとしても非常に優秀です。
どちらかというとハイゲインよりもクランチがあまりに良すぎて耳が肥えます。
しかし、ゲインがあがってくると低音がモコッとなってくるので扱いづらい人は他の歪みエフェクターと組み合わせることで音作りがしやすくなります。
【組み合わせて使いたい】Xotic AC Booster
ACブースター単体だとOCDに比べ少し荒々しいドライブサウンドになるですが、これをOCDのゲインブースターとして使うとヴィンテージ感が増してJCM800をパワーアップさせたようなハイゲインサウンドになります。
OCDの弱点である低音をACブースターが補って、太いリードサウンドになります。
単体でもブルース系のオーバードライブとしてかなり優秀なのでディストーション系のOCDと使い分けることもできます。
【まとめ】JC-120をさらに使いこなすには
JC-120をさらにマーシャルアンプのような箱鳴り感のある音圧にするためには「チャンネルリンク」や「縦置き」などの工夫が必要です。
ここまでやって使いこなすことができればライブでマーシャルがなくても余裕で対応できます。
JC-120についているコーラス、ヴィブラート、リバーブなどのエフェクトと組み合わせれば他のアンプに負けない音作りができるので好きになれるようにぜひ挑戦してみてください!
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