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ギターのアドリブでミスがなくなる!?耳コピが爆速になる3つの音楽理論【初心者向け】

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・耳コピやアドリブが上手くなりたい
・音楽理論の基本を最低限身につけたい
・曲のキーがわからない

・アドリブで音を外してしまう

※この記事は以下の記事の続きです。

前回はかなり初歩的な知識だったのでもうわかっている人も多かったと思います。

今回は耳コピ・コード進行の分析とアドリブの対応力に特化した初心者向けの音楽理論講座です。

音楽理論を覚えておけば音感がなくても耳コピやアドリブ力を鍛えることができます。

なぜなら曲を聞いた時に頭の中で分析して音を予測することができるからです。

音楽理論を深く学んだおかげで僕はバーでの演奏や作曲などの仕事に役立てることができました。

この記事を読めば
  • ギターの上達速度が上がる
  • 音楽理論の基本がわかる
  • 耳コピやコード分析が格段に上手くなる
  • アドリブで音を外しにくくなる

曲のキーがわからないという人やコード進行でどこにマイナー・メジャーのコードが来るかわからないといった人は特に覚えておいた方が良いです。

前回のケーデンスの知識は必須なのでわからない人はしっかり復習しておいてください。

スケール

スケールはメロディを作るための音階でコードと深く関係しています。

スケールが一つもわからない人はまず「ペンタトニックスケール」を覚えるといいですが、音楽理論を考えたり耳コピをするためにメジャースケール・マイナースケールも覚えておきましょう。

参考記事:ギター初心者必見!ペンタトニックスケールの使い方!【アドリブ入門】

スケールとコードをリンクさせる

5弦と6弦のルートの位置が分かればその位置からボックスポジションでスケールを弾くことができます。

メジャートライアドコードにはメジャースケール

マイナートライアドコードにはナチュラルマイナースケール

をリンクさせます。

まずはペンタトニックを基準に覚えてから、メジャー・マイナーコードも覚えていきます。

コードトーン

コードトーンはコードの構成音を音階としてスケールのように使います。

トライアドコードのコードトーン(R,3rd,5th)を覚えておくとインターバル(ルート音の距離)を意識しやすいです。

マイナーの場合は3rdを半音下げればOKです。

セブンスコード

トライアド(3和音)に7th,m7thの音を足したコードがセブンスコード(4和音)になります。

普通のメジャー・マイナーコードよりもオシャレで華やかな雰囲気になります。

基本のセブンスコード3つ

5弦、6弦ルートの形を覚えておきましょう。

M7th は R,3,5,7

7th は R,3,5,m7

m7th は R,m3,5,m7

トライアドコードから変わっている音を把握すれば覚えやすいです。

コード表を見比べなくてもメジャースケールを覚えておけば、R(ルート)からドレミファソラシドと数えていけば何番目の音かわかります。

7thはブルースで多用されるのでブルースを聴いてみると音の雰囲気が覚えやすいと思います。

応用のセブンスコード5つ

セブンスコードはこれだけ種類があります。

基本的には上3つが基準となって使われますが、m7(♭5)やdim7なども多用されるので覚えておきましょう。

押さえる形だけでなく音の雰囲気をイメージしながら覚えてください。

ダイアトニックコード

ダイアトニックコードはドレミファソラシドの上に1音ずつ乗せたコードです。

ダイアトニックコードを覚えると曲のキーさえわかれば使えるコードがわかります。

また、曲のキーを調べるときにも使えます。

ディグリーネーム

ダイアトニックコードは単音の度数のようにI(キー)を基準にローマ数字で表します。

これを「ディグリーネーム」と言います。

基本的には4和音で表します。

キーがCだとこのようなダイアトニックコードになります。

ⅠとⅣがメジャーセブンス、Ⅴがセブンス、Ⅶがフラットファイブ

それ以外がマイナーセブンスです。

順番に弾いて何番目が何のセブンスコードかを把握しましょう。

スリーコード

スリーコードというのはダイアトニックコードの「Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ」のことです。

ここで前回のケーデンスが出てきます。

ダイアトニックコードにはそれぞれコード進行の役割(ケーデンス)が決まっていて「Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ」の使ったコード進行は非常に多く使われるため「スリーコード」と呼ばれます。

前回説明したG→A→Dの流れはDキーでⅣ→Ⅴ→Ⅰ(サブドミナント→ドミナント→トニック)です。

ジャズでよく使われる進行で「Ⅱ→Ⅴ→Ⅰ」(サブドミナント→ドミナント→トニック)という流れのことを「ツーファイブ(ツーファイブワン)」と言います。

キーの探し方

キーはダイアトニックコードのⅠ(トニック)なので

分かりやすく言うと曲中で「あ、今コードが落ち着いた!」と思う部分が曲のキーです。

先ほどのⅣ→Ⅴ→Ⅰ(F→G→C)などのスリーコードでⅠが来ればCがキーになります。

注意しないといけないのはダイアトニックコードにはない「ノンダイアトニックコード」や「代理コード」などで変わった音の流れになっていると分かりづらい場合があります。

まとめ

ダイアトニックコードを覚えればコード進行を聴くだけで素早く分析できるので曲の耳コピがかなり早くなります。

メジャー・マイナーの聴き分けがつかないうちはパワーコードでコピーしながら

段々トライアド→セブンスと音感を育てていきましょう。

関連記事:【初心者必見】ギターで耳コピを効果的に覚えられるおすすめの練習方法5選

今回のダイアトニックコードでキーを把握してスケールも覚えておけばアドリブで音を外すこともなくなります。

音の位置や構成音は覚えるのは大変ですが、大きな上達に繋がるのでぜひ覚えてみてください。

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