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Soundtoys「Decapitator」レビュー!圧倒的アナログの質感!

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みなさん「歪み」使ってますか?

エレキギターなどが弾ける人にとっては身近な「歪み」ですが、Decapitatorは演奏のための音色を作る強烈な歪みではなくMIX・マスタリングの工程でアナログの質感を加えるためのエフェクターです。

MIXがうまくなり始めた方には特に気になるサチュレーターではないでしょうか。

今回はそんな話題のサチュレータープラグインについてレビューしていきたいと思います。

Decapitatorの特徴

Decapitato(デキャピテーター)はSoundtoys社から出ているサチュレーター(歪み)エフェクターです。

プロフェッショナルスタジオの高品質な5種類のアナログ機器をモデリングし、そのキャラクターを自在にコントロールできます。

繊細な歪みから大胆な歪みまでアナログ特有の質感の再現度が非常に高く、サチュレーター系プラグインの比較でよく上位に食い込んでいます。

Softube などの無料のサチュレーターなどと比べると非常に高機能になっています。

使ってみた感想と他社製品との比較

元々サチュレータープラグインはいくつか持っていたので、比較するために並行していくつか似た音色と音量に合わせました。

結果、出音一発で「音良ッ!」と思わされました。

サチュレーションの質感がすごく生っぽく、初めてUADのプラグインを使ったときのような感覚でした。

Styleによるモデルの変更だけでなくプリセットも豊富で、機能が非常に豊富で一見使いにくいようにも見えますが、EQフィルタリングなどのトーンコントロールと原音とのバランスを変えるMIXなど中身は至ってシンプルで、とても扱いやすく感じました。

他社との比較

無料のプラグインを使っているひとも多いと思うので、有名どころのものと比較してみました。

  • Saturation Knob(Softube):クリアでシンプルな歪み。細かい操作や歪ませ方は変えられない。
  • Harmonics(Softube):繊細な歪みで大胆に歪ませるのは向いてないけど、トランジェントをコントロールしやすい。
  • Decapitator(Soundtoys):最も自然で生っぽい歪み。プリセットも豊富。
  • T-Saturator(Techvation):悪くないけど動的な処理のせいか少し嘘っぽい。

どれも用途によって使い分けられると思いますが、Decapitatorは機能的なのに使いやすくて最も高品質な印象を受けました。評価が高い理由がわかります。

まとめ:迷ってるなら優先的に導入がおすすめ

サチュレーションプラグインは1つのモデルを入念にシミュレーションしているものが多いですが、5つもモデルがあってどれも高品質なのはとんでもないコスパだと思います。

近年の注目されているトランジェントへの処理を並行して行いたい人にとっては動的な機能がない分物足りなさを感じることもあるかもしれませんが、とにかくどんなトラックにも使えるのでめちゃくちゃ便利だと思います。

サチュレーションを持っていない人も既に持っている人にもおすすめなので、ぜひ導入検討してみてください!

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