・バンドリーダーをやっているけど役割がわからない
・バンマスが必要なのかわからない
・誰もリーダーをやりたがらない
とりあえずバンドリーダーを決めたものの役割がいまいちわからなかったり何をすべきかわからないことも多いと思います。
基本的には知識や技術があったりバンドを作った中心人物がリーダーの役割を担うと思いますが、安易にリーダーに向いていない人がなってしまうとメンバーの脱退や解散のリスクが生まれるかもしれません。
僕はバンド歴6年でサポートの経験もあり長年の活動の中で演奏技術以外に必要なことの多さを実感しました。
そして、知名度があるのに解散していったバンドをいくつも何度も見てきました。
- バンドリーダーに相応しい人物がわかる
- バンドの役割を効率よく分担できる
- 解散・脱退するリスクを抑えられる
バンドリーダーの役割
バンドリーダーは苦労が多く、忙しいのにメンバーは何もしてくれなかったり連絡がうまくできなかったりとにかくその責任からは逃れられません。
責任感はもちろんメンバーをまとめる能力や冷静に判断する能力が必要になってきます。
あらゆる方針の決定
意見や提案はメンバー全員が助け合うべきですが、最終的な判断の決定はリーダーがしないといけません。
コンセプトや目標までのスケジュール・方向性などみんなの意見をしっかりと聞いて全員が納得できる答えを導きます。
メンバーのマネジメント
インディーズバンドだとマネージャーがついていないことの方が多いので基本的にはリーダーがマネジメントを担当します。
バンドの方針や活動についてどうやって売っていくか提案して目標を決めます。
そのとき意見・提案・行動どれも積極的にできないメンバーがいる場合はリーダーが協力求めて行動を促さないといけません。
スケジュール管理や責任者としての仕事
マネジメントに含まれる部分ですが、メンバーのスケジュールを確認して活動のタイミングを決めたり進行することもリーダーの役割です。
また代表として名前を使うこともあり、顔を覚えられることも多いのである程度コミュニケーション能力があった方が良いです。
役割の指示
リーダーは責任者としてどうしても仕事が多くなり負担になりやすいので、できるだけ役割分担をして指示をしましょう。
- スケジュール管理・営業
- 作詞・作曲・動画編集
- Webサイト作成・SNS運用
- マーケティング・会計
- スケジュール記載と報告して
- 〇日までに完成させて
- 経費から○○を外注して
- ミーティングまでに書類まとめて
会社みたいですが、音楽で売れるならほぼ会社と同じです。
売上を上げるためには担当部署を分けて指示することは基本です。
高度な技術であれば外注したほうが良いですが、自分たちでできることは協力し合って作業しましょう。
バンドリーダーの選び方
バンドリーダーは経験・知識がある人やコミュニケーション上手でまとめるのが得意な人がなりやすいですが、選び方を間違えると喧嘩に発展して後悔します。
リーダーは「ソーシャルスタイル理論」に基づいて適切に判断するほうが良いです。
ソーシャルスタイル理論とは
感情・自己主張の強さなどから4つのタイプに分類したコミュニケーションのための理論です。
「ドライバー(行動型)」「エクスプレッシブ(直感型)」「エミアブル(温和型)」「アナリティカル(分析型)」の4つに分かれそれぞれ相性があります。
診断はこちら。
このソーシャルスタイル理論を使えばバンド内の役割分担もスムーズに行うことができます。
ドライバー型をリーダーにする
ドライバー型の人間は冷静で効率と成果を重視して理論的に行動する起業家やリーダー向きのタイプです。
リーダーに向いている反面、人の意見を聞くのが苦手で根拠がないことや理論的でないと説得が難しく、なんでも一人でやろうとするので最も問題児になりやすいです。
- 効率重視でリーダー向き
- 競争心が強い
- 冷静で判断力がある
- 正論で人を傷つけることがある
- 根拠・理論がないと話を聞かない
- 何を考えているかわかりにくい
リーダーがドライバー型でない場合、メンバーのドライバー型が対立してしまうので解散・脱退のリスクがあります。
経験や知識が豊富な人を選ぶ
もしドライバー型がいなければエクスプレッシブ型で能力のある人を選ぶのが無難です。
最も経験と知識のある人間は自然とみんなを引っ張ることができます。
しかし、判断力がなかったり責任転嫁ばかりするような人だといくら能力が高くても将来問題になってきます。
バンドメンバーの役割
バンドは演奏能力だけでなくバンドを売り出すために営業したり、宣伝材料を作ったり、ファンを作るための戦略を立てたり様々な技術が必要です。
など
MV撮影やレコーディングなど難しいものは外注などが基本になりますが、お金持ちのバンドメンバーがいなければすべて外注することは資金的に厳しいと思いますので
各メンバーがバンドのために技術を身につけてバンドをプロデュースしていかなければなりません。
関連記事:バンドが売れるには?きっかけを作る6つのアイデア【本気で売れたい人向け】
まとめ
バンドで売れることを夢見るなら長く挑戦を続けてチャンスを掴みましょう。
将来のためにも役割は適当でなく慎重に決めて、すぐ行動です!
ぜひソーシャルスタイルの診断をしてバンド活動に役立ててください。
ちなみに僕はドライバー型の問題児でした( ;∀;)
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