・DTMでギターの録音をしたいけど一番いい方法がわからない
・ギターを高音質で録りたい
・録り方の違いが知りたい
DTMでギターの録音をしたみたら
- なんか音がこもってる
- 迫力がなくてショボい
- キンキンしていてうるさい
- とにかく音が汚い
こんな状態にになっていませんか?
僕もDTMや作曲を始めたときはずっとギターの音質に悩んでいて色んな機材を買っては試行錯誤を繰り返していました。
でも実は正しい録り方がわかっていない状態で適当に試行錯誤しても音は良くならないんです。
- ギターを高音質で録ることができる
- ライン録りとマイク録りのメリット・デメリットがわかる
- 効率の良い録音の仕方がわかる
僕はステージでの経験や音楽業界での仕事に触れて、市販のCDに収録できるレベルで高音質に録ることができるようになりましたが、そんなに時間をかけなくてもコツさえわかれば音質は劇的に良くなります。
音質が悪くなる4つの原因
ギター録音時の音質は以下のようなことが原因で悪化してしまいます。
多くの方はEQなどの「音作り」が原因と思い込んでいるかもしれませんが、実はそれだけではなかなか改善できません。
「音質」ではなく「音作り」の改善については以下の記事を参考にしてみてください。
マイク録りよりライン録りを選ぶ
ギターの録音方法にはマイク録りとライン録りがありますが、最近はほとんどライン録りが主流です。
マイク録りは生音なのでライン録りよりも高音質で収録できますが、しっかりとしたマイキングの知識や録音の技術が必要でお金も結構かかるので気軽にはできません。
しかし、ライン録りでもプロのミュージシャンがレコーディングで使うほど十分に高音質です。
マイク録りとライン撮りの違い
- マイクとマイキングの知識が必要
- 費用と手間がかかる
- うまく録れば超高音質
- ノイズが入りやすい
- 防音対策が必要
- 後から音を加工しづらい
- マイキングはシミュレートできる
- 比較的低コスト
- アンプシミュレーターの性能大きく左右される
- ノイズ対策がしやすい
- 防音対策はあまり必要ない
- 後から音を加工しやすい
比較してみると上記のような違いがあります。
マイク録りはマイクプリやケーブル等いくつもの配線や機材を通して実際の空間の音も入るので非常にリアルな音になりますが、雑音、やノイズがどうしても入りやすくなってしまいます。
ライン録りの場合は上記のデメリットがほとんどないですが、リアルな音にするためにはマイキングをシミュレートできるようなアンプシミュレーターが必要になってきます。
アンプシミュレーターにこだわる
ライン録りの場合ですが、リアルで高音質な音を録るためにはそれなりに良いアンプシミュレーターが必要になってきます。
アンプシミュレーターにはマルチエフェクターやラックなどの「ハードウェアタイプ」とPCのDAW上で動作する「ソフトウェアタイプ」があります。
有名なものだとAXE、Kemper、Helixなどです。
ソフトウェアはAmpliTube、Biasなどが有名です。
ハードウェアタイプとソフトウェアタイプを比較
どちらも使用したことがあるのでそれぞれのメリット・デメリットを比較したいと思います。
- レイテンシーが低い
- ライブでの音作りがしやすい
- 音を後で加工はしにくい
- ほとんどの物にはオーディオインターフェース機能が付いている
- 少しレイテンシーを感じる
- ライブには使えない
- 音を後で加工できる
- オーディオインターフェースは別途必要
DTMを主軸とする場合ソフトウェアタイプの方が音作り面では応用が利きますが、オーディオインターフェースで若干音質が左右されます。
また、レイテンシーも少し感じるためイメージ通りの演奏をしたければハードウェアタイプの方が良いです。
ハードはマルチエフェクターとしてライブで使用できるものが多いので便利!
オーディオインターフェース機能が付いているアンプシミュレーターは高音質なものが多いのでライブをしない人でも満足できる品質だと思います。
特にアンプ実機に慣れているとレイテンシーはかなり気になるので、個人的におすすめはハードウェアタイプです。
参考記事:【徹底比較】オーディオインターフェース機能付きおすすめマルチエフェクター9選
サンプリングレート・ビット深度にこだわる
サンプリングレートとビット深度(kHz/bit)が低いほど録音時の音質は劣化します。
通常のCDで使われているのは44.1kHz/16bitですが、ハイレゾ音源だと96kHz、24bit以上になってきます。
用途にもよりますが、音質にこだわるならサンプリングレートとビット深度は高めで収録しましょう。
実際レコーディングの現場では96kHz、32bit(float)で録音ということもあるけど、基本的には48kHz/24bitでOK。
また、オーディオインターフェースやハードウェアタイプのアンプシミュレーターにはサンプリングレート・ビット深度の上限があるので慎重に選びましょう。
ノイズ対策をする
余計なノイズが入ると濁った音や音痩せしたようなサウンドになりやすく、加工も大変です。
ノイズが入ってしまうことは音質の劣化に大きく影響を及ぼす原因にもなるので対策は必ずしましょう。
インピーダンスに注意
音を出す側(出力)と受ける側(入力)のインピーダンス(交流電流の抵抗)が違うと以下のような症状が出ます。
- 音がこもる
- 音量がおかしくなる
- ノイズだらけになる
インターフェースに「Hi-Z端子」があればOKですが、ない場合はDI(ダイレクトボックス)が必要です。
インターフェース機能がついたマルチエフェクターやアンプシミュレーターでUSB接続している場合は不要です。
よく「ロー出しハイ受け」と言われるやつ
ケーブルや電源を変える
シールドケーブルはノイズの影響に大きく関係しているので音質がかなり変わってきます。
耐久力が低く、すぐにバリバリとノイズが鳴ってしまうような超低価格なシールドは絶対に使わない方が良いです。
出来る限り音痩せしにくく耐久力があり、クリアな音がするシールドをおすすめします。
- Live Line – Pure Craft:ノイズに強く音がとにかくクリア。永久保証付き。
- CUSTOM AUDIO JAPAN :こちらも音がクリアでケーブルが柔らかく扱いやすい。
電源タップは主にホワイトノイズに影響するのでタコ足しすぎている人は特に見なおした方が良いかもしれません。
よくスタジオやライブハウスで見かけるFURMANの電源がおすすめです。
MIXで音圧を上げる
DTMをする上でMIXのテクニックは必須と言っても過言ではありません。
ギターの録音だけならあまり必要ないかもしれませんが、作曲した音楽の音圧を上げたりCD音源のように仕上げるためにはMIXをして音圧アップをしましょう。
詳しくは他の記事で解説しているのでぜひ読んでみてください。
音割れはダメ、絶対。
ギターを録音する際は音量がクリップする(Peakメーターが真っ赤になる)のは絶対ダメです。
必ずPeakに触れない程度に録音しましょう。
ダイナミクスが大きすぎてギターに迫力がない場合はMIX同様、コンプレッサーとマキシマイザーで音圧を上げることができます。
アナログコンプでより本物のレコーディングに
実際のレコーディングではほぼ必ず実機のアナログコンプやEQを通ります。
アナログコンプはデジタルのコンプレッサーと違い、歪みや倍音といったものが増幅されて独特な音質に変化してMIXに適した音質になるので非常におすすめです。
アナログコンプはDAWのプラグインでシミュレートされたものがあるのでぜひ使ってみてください。
まとめ:演奏技術も重要
ギターの音質は知識や機材で何とかなりますが、演奏上でノイズやリズム崩れなどがあると音質どころではありません。
良い演奏や音楽を作りたければ音質の向上よりも結局は技術の向上が大事だということ念頭に置いておきましょう。
とても耳が痛い(泣)
今の自分に必要なのは機材への投資か技術への投資か。将来プロを目指している人はぜひよく考えてみてください。
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