・スケールをなぞってもギターソロっぽくならない
・かっこいいギターソロが弾けるようになりたい
・ギターソロを作りたいけどアレンジができない
スケールってやつを覚えたぞ!と思っていざ弾いてみると全然ソロっぽくならない…って経験ありませんか?
これはスケールという公式を覚えただけで実際に解き方(使い方)を学んでいないからです。
ギターソロはアレンジ方法さえ分かればカッコよく作ることができます。
スケールの音の位置を覚えただけではソロを作るのは難しいのです。
ちなみに初めはスケールはたくさん使う必要はないです。
なぜならメジャーアーティストでもほぼペンタトニックスケール+αしか使わない人も多いからです。
- かっこいいギターソロの作り方がわかる
- アドリブが上達する
- ギターソロのアレンジ力がつく
僕はギター歴11年で音楽を仕事にして即興演奏ばかりしていたのでギターソロ・アドリブのアレンジはお手の物です。
今回はそんな経験をもとに初心者の方が簡単に実践しやすいアレンジ方法をご紹介したいと思います。
曲のソロをコピーして部分的にフレーズを真似する
最も効果的でほとんどのギタリストはギターソロを作るためにたくさん曲をコピーします。
ギターソロに使うには曲中のギターソロ部分だけを練習して、気に入ったフレーズをほぼそのまま使います。
色んな曲をコピーしていると段々わかりますが、プロでも大体同じようなフレーズを使っていることもよくあります。
ギターソロで使われているフレーズが何のスケールかを理解するためにスケールの勉強が重要になってきます。
と言ってもペンタトニック、メジャースケール、ナチュラルマイナースケールを覚えておけば大体対応できるかと思います。
ペンタトニックスケールとフレーズの練習には以下の記事がおすすめです。
参考記事:ギター初心者必見!ペンタトニックスケールの使い方!【アドリブ入門】
キーを変えて使う
ギターソロが何のスケールを使っているのかはキー(ルート)を把握しておく必要があります。
曲のキーは音楽理論を勉強すれば把握することができますが、初心者のうちはわからないことが多いと思いますので「コピーしたい曲 キー」で検索すれば出てくると思います。
関連記事:独学ギタリストが知ってて得する3つの音楽理論【超初心者向け】
そしてギターソロを作りたい曲のキー(ルート)に合わせてフレットをずらして弾けばオリジナルのギターソロの完成です!
ただしコード進行によっては合わない場合もあるので注意しましょう。
音を外さないように当てはめるにはコード、スケールの構成音など音楽理論の勉強が必要です。
先ほど紹介した記事にはペンタトニックスケールで真似できるフレーズがあるのでぜひチェックしてみてください。
リズムを変える
ギターソロは丸パクリでもOKですが、あまりに有名で特徴的だと普通にバレたり合わなかったりするのでさらにアレンジが必要です。
また、フィーリングでギターソロをアドリブで作る場合でもアレンジの方法をたくさん知っておけば
同じ音でもかなり印象が変わるので絶対に覚えておきましょう。
特にリズムは最も重要で、同じメロディでも鳴らすタイミングを変えるだけでガラッと変わります。
休符を入れる
もしリズムを変えず8分で6弦ルートのボックスポジションでそのままペンタトニックを弾くとなんだか味気ないソロになってしまいます。
ボックスポジションについては冒頭の参考記事を確認してください。
しかし、休符を入れて音止めたり伸ばしたりするだけで雰囲気は変わります。
リズムを変えるときはまず「休符」を意識しましょう。
3連符を入れる
先ほどの休符に+して3連符を入れてみましょう。
頭の中でリズムを「タカ タカ タカ タカ」から「タカタ タカタ タカタ タカタ」に切り替えます。
拍を変えたりアクセントを変えることも大きく印象が変わります。
最初よりも大分複雑ですごいことをやってるように聞こえませんか?
メロディの流れ(音の順番)はずっと同じです。
順番を変える
単純に適当に順番を変えると意外とうまくいかなかったりします。
後ろのコードに合わせられる音感があればうまくいくんですが、初心者だとなかなか難しいと思います。
なので規則的な動きをしながら順番を変えてみましょう。
初めは順番に弾きますが何音か進んで戻ってを繰り返して最後は3連のリズムを加えました。
これを16分で弾くと速弾きになってさらにカッコイイんですが、8分でも十分練習になると思います。
スリーノートパーストリング
スリーノートパーストリングとは1弦ごとに3音ずつ鳴らしていく奏法です。
速弾きで使われることが多いですがメジャースケールを覚えることにも役立ちます。
今回はゆっくりなテンポで取り入れました。
前半はペンタトニックで後半からメジャースケールに切り替えています。
チョーキングやスライドなどのテクニックを入れる
リズムとこの基本テクニックを極めれば上級者になれます。
チョーキング、スライド、ビブラート、ブリッジミュート、ダブルストップ、オクターブ奏法、ハーモニクスなど
これらのテクニックはそれぞれ使い方がたくさんあるのでどんどん積極的に取り入れましょう。
これまでとほぼ同じポジションで色んなテクニックを混ぜてみました。
どんな奏法を入れたかわかりましたか?
基本テクニックのコツも解説しているので参考にしてみてください。
参考記事:初歩的なのに差がつくギターテクニックの種類と弾き方5選【まとめ】
テクニックの音を覚えて耳コピする
基本的な奏法は何度か弾いていると音の出方の雰囲気がわかります。
スライド、チョーキング、ビブラート、ハンマリングなどシンプルなテクニックでもリズムや抑揚を意識するだけで質の高いフレーズに変わります。
このフレーズを完璧に耳コピは少し難しいと思いますがうまくなりたい人は挑戦してみてください(^^)
特にブルースでというジャンルの音楽では感情を感じられるソロの練習になるのでおすすめです。
メロディをイメージしてから弾く
歌のようなメロディでも良いので想像してみてください。
鼻歌で歌うことができればあとはギターに落とし込むだけです。
複雑なフレーズや速いフレーズはたくさん曲をコピーすると弾き方が段々分かってイメージできるようになります。
色んな曲を聞く
メロディが思いつかない場合はインプット不足です。
色んな曲のギターソロを聞いてこんなソロが弾きたい!という曲を練習しましょう。
とにかくたくさん曲を聴くことをおすすめします。
特に洋楽ロックやブルースはギターソロの練習の参考になるのでぜひ聴いてみてください。
まとめ
ギターソロは何もわからない状態で作ろうとしてもカッコよくはなりません。
とにかくフレーズをコピーしたり、音楽理論を勉強したりとにかく練習量が必要です。
独学ではそういった自主性が大きく求められるので
うまくギターソロができそうにない、もっと効率良く練習したい、練習をうまく習慣にできていないという人はギター教室などで相談してみても良いと思います。
体験は無料なので気軽に受けてみてください。
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