- ギターの録音・演奏を依頼したいけど料金相場は?
- DTMの作曲で打ち込みだと迫力がないから生音源が欲しい
- バンドやイベントのサポートで演奏してほしい
- どうやって依頼すればいいの?
クラウドソーシングサイトなどのスキルマーケットは簡単に外注できますが、安いと音質や技術面が不安だったり実績も信用していいのかわからなかったりします。
また、技術のある個人に頼みたくても比較がうまくできない上に手間がかかります。
今回はそんな手間を実際に外注経験のある僕が各サイトから40件以上の依頼を調査してしてきました。
-
ギターの演奏・録音の料金相場がわかる
-
損をしない依頼の仕方がわかる
-
高品質なギターを依頼できる
ちなみに僕はギター歴12年でバーで演奏したり自身が作曲・編曲依頼を受けたりと現役で音楽の仕事をしています。
なので音源提供に必要な技術のレベルや必要機材などからどんな人に依頼すべきかがわかります。
具体的に解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。
依頼ができるギターの録音・演奏の種類
ギターの演奏というと一般的には「録音」とサポートなど舞台での「演奏」の2種類の仕事に当てはまります。
レコーディング(録音)
ギターの録音にはレコーディングスタジオなど現場に赴いて行うレコーディングと自宅スタジオでの録音(宅録)による演奏データ(音源)送付の2パターンがあります。
- 現場の場合:交通費やスタジオ代など別途必要になりますが、細かい打合せなどがしやすい。
- 演奏データ送付の場合:修正や納期などオプションで費用がかかりやすい。こちらから準備がほとんど必要なく気軽に依頼しやすい。
今回は主流である宅録での音源依頼の料金相場を解説します。
ライブやイベントのサポート(演奏)
演奏の仕事はバンドのサポートミュージシャンとしての演奏やバー・イベントでの演奏などいくつかのパターンがあります。
- バンドのサポート:個人で募集していることが多く、雇うことで演奏レベルを大幅に向上させたり正規メンバーに加入してもらえるチャンスもあります。
- バー・冠婚葬祭・パーティーイベント:精密な演奏が必要な場合は企業から依頼しないといけないことが多く、ギャラは高額になりやすい。
ギターの録音・演奏の料金相場
録音の相場は個人運営のサイトとクラウドソーシングで有名な大手スキルマーケットを中心に
演奏の相場は個人・法人運営のサイトを中心に調査をしました。
ギターの録音(レコーディング)の相場:約5,000円
1トラック(フルコーラス)の基本料金での料金相場は5,000円前後が多く、最安値は2,000円、最高値は20,000円でした。
ただし、次のような項目で別途オプションとして各2,000円前後の追加料金が発生することが多いです。
- ソロパート
- ダブリング(2本目別録り)
- ドライ音(エフェクト・歪み等なし)
- 複数トラック追加
- 即日納品
- 高度な技術の演奏
- エンコード・MIX
実際にかかる費用としてはソロパート+ダブリング(2トラック)などで合計3トラックを想定すると10,000円前後になるかと思います。
ギターの演奏(サポート)の相場:約20,000円
1日あたりの平均的な料金相場は約20,000円。最安値は6,000円、最高値は50,000円でした。
ライブやイベントのサポートは演奏時間、曲数、演奏の内容などによって料金が変化します。
リハーサルや交通費は基本的に別途かかることが多くプロのスタジオミュージシャンや経験豊富な人ほど高額になってきます。
ギターの録音・演奏を依頼する方法とコツ
依頼の方法としては次の4つです。
個人の場合の料金は基本的にギタリスト本人が技術レベルやサービスの質を見積もって決めています。
知り合いや友人に依頼
最も安心できる依頼方法ですが、契約・補償・納期など曖昧になりやすいのでキチンと仕事として依頼する際には書面で契約を交わしたほうがいいです。
相手に時間と労力をかけてもらうので、できれば相場程度は報酬を払いましょう。
口約束は未納、未払いなどで問題になることもあるので注意!
個人で活動しているギタリストにSNSでDMを送る
ネット上には依頼のDM(ダイレクトメッセージ)を待っている実力あるギタリストが多数存在していて、快く受けてくれる人が多いです。
インフルエンサーのような存在であれば作品にクレジットを表記することで拡散してもらうことができます。
しかし、実力がある人ほど多忙でギター録音は受け付けていなかったり料金が高額であることも多いので注意が必要です。
文章を考えるのが苦手な人向けテンプレート(DM用)
文章を考えるのが苦手で送る勇気がない人向けにDM用のテンプレートを用意したのでコピペでアレンジして使ってみてください。
個人・法人運営のサイトから依頼する
個人または法人がブログや公式サイトで依頼を募集しています。
実績があることが多く、法人なら特にある程度技術が担保されているためスキルマーケットよりも平均的に質が高いです。
しかし、料金が少し高めに設定されていたり実際の評価よりも誇張した表現をしていることも多いため注意が必要です。
文章を考えるのが苦手な人向けテンプレート(お問い合わせ用)
ブログや公式サイトからは基本的にお問い合わせから料金の見積もりを相談します。
こちらもテンプレートを用意したのでご利用ください。
ココナラやクラウドワークスなどのスキルマーケットで依頼する
クリエイティブ系の外注といえば気軽に依頼ができるスキルマーケットです。
サイトが仲介してくれるので必要な人材の検索・契約・やり取りが非常に簡単で依頼物の未納などのリスクも少ないです。
しかし、技術も人間性もピンキリで優秀な人もいればまともに仕事をしてくれない人もいます。
契約する人を間違えると…
ギター録音の依頼は主にスキルマーケットを使うことが多いと思いますが、技術も音質も人間性も料金と全く比例しません。
僕の経験上、契約する人を間違えると
- 適当なものを納品されて修正のたびに追加料金を請求される
- 要求が難しいと言われ追加料金を請求される(本人の技術問題)
- 納期の指定ができずいつまでたっても納品されない
- 低評価や悪い口コミ・レビューをつけられる
などのリスクがあるので依頼する人は慎重に選ばなければいけません。
実績、評価、料金だけではわからないことも多いので次のようなことをチェックしてみてください。
失敗しない依頼のやり方3つ
ここからは調査をした結果をもとに主にスキルマーケットでの依頼の際に注意すべき点を解説していきます。
得意ジャンルが合っている人を選ぶ
J-POP、アニソン、ロック、ブルース、R&B、ファンク、メタル、ジャズなど
ほとんどのギタリストには得意不得意があり、特にジャズを苦手とするギタリストは多いです。
万能なギタリストもいますが基本的には自分の求めているジャンルが得意なギタリストを選べば理想的な演奏を提供してもらえるはずです。
アコギとエレキは依頼先を分けたほうが良い
「エレキが得意な人がついでに弾くアコギ」と「アコギ専門」でやっている人とではかなり演奏の質が違います。
繊細な演奏の必要がなくなるべく安いほうが良い場合には両方できる人に頼みましょう。
具体的な提案ができる人を選ぶ
経験が豊富で実績のある人は求められていることやあなたに必要なことを理解して具体的な提案ができます。
しかし、完璧なものが必要ないことも理解しているので実績だけを見て判断する前に以下のようなことに当てはまるかチェックしてみてください。
制作側、依頼主の意図を汲み取って必要な音源やサービスを提供してくれる人は演奏技術・音質にこだわりがあることが多いです。
ちなみに本当にそのプロであれば無駄に手を抜いたり、完璧なテイクを取るための追加料金を取ったりなどはしません。
極端に安いものを選ばない
基本料金が相場の最安値2,000円などの人は「自分の演奏はそれだけの価値でその程度の質しか提供できない」ということです。
質の高い人はオプションで料金が大きく変わることもありますが、ほとんどの最安値はどれも音質・技術が明らかに低いものばかりでした。
また、そういった人ほどプロフィール欄の実績やアピールが過度に誇張されている傾向があるので注意したほうが良いです。
もし品質が高くコスパの良い演奏を求めているなら上記に当てはまる人には要注意です。
まとめ:最もコスパの良い録音・演奏は相場より少し上
今回の調査による相場のまとめは以下の通りです。
- ギターの録音(レコーディング)の相場:約5,000円
- ギターの演奏(サポート)の相場:約20,000円
またギター録音依頼の掲載内容を「録音環境・技術レベル・実績」の項目を5段階評価で表にまとめて比較したところ
最もリスクが少なくコスパが良いのは5,000円~10,000円あたりでした。
ギター録音依頼受付しています
この記事の執筆者「Ackne(アッくん)」もギター録音のご依頼を受け付けています。
業界高水準のギターを自宅スタジオにて録音
今回の調査をもとに評価した5段階のレベルで4.5(平均約8,000円)相当の品質のギターが
1トラック(フルコーラス)+ソロトラックの2トラックでたったの5,000円。
- 制作側なので作曲・MIXなどのサポートが可能
- レコーディングやステージなどの現場経験から得た素早く正確な収録
- 業界高水準の機材・技術
- 多数の実績
などギタリストを選ぶ際に大切な要素が揃っています。
今なら初回限定でオプション50%OFFなのでお早めに!
コメント