・基礎練習をしたいけど何をすればいいのかわからない
・何から始めればいいのかわからない
・早くうまくなりたい
基礎練習は初心者でも上級者でも欠かせない大事な練習です。
しかし、独学ギタリストにとって基礎練習って何をすればいいのかイマイチわからなったりします。
基礎練習はかなり地味な練習なので僕みたいな飽き性・三日坊主にはあまり長続きしませんでした。
三日坊主におすすめの記事:三日坊主でもギターがうまくなるたった5つのコツ
なので今回は独学歴11年と専門学校に通っていた知人や講師に聞いた練習の中でたまにやるだけでもかなり効果のあった基礎練習の方法4つをご紹介します。
運指練習
どんな教則本でも絶対にやらされる王道の基礎練習です。
スケールとリズムの練習と同時にするのも良いのですが今回は運指・フィンガリングに特化したクロマチックスケールでの基礎練習です。
- 指のバタつきを押さえてうまく動くようになる
- 薬指と小指の独立がしやすくなる
- ピッキングが弦にうまく当たるようになる
練習パターン1:ジグザグ
押さえるフレット | 押さえる指 |
1 | 人差し指 |
2 | 中指 |
3 | 薬指 |
4 | 小指 |
ジグザグの動きなので覚えやすい練習です。一見簡単そうに見えますが、失敗せずにきれいに弾くのはなかなか難しいフレーズです。
まずはゆっくり綺麗に鳴らせるテンポでメトロノームを鳴らしながら12フレットまでやります。
練習パターン2:波状
パターン1同様人差し指から小指すべてを使います。
パターン1よりも運指、ピッキング共に難しいフレーズです。
こちらもメトロノームを使って12フレットまでしっかりとやりましょう。
- オルタネイトピッキング(アップダウン)で弾く
- 鳴らした後の指は離さず押えたまま次の音を弾く
- いらない音を鳴らさないようにしっかりミュートする
リズムトレーニング
ギターのうまさはリズムで決まります。リズムトレーニングにはカッティング練習が効果的です。
メトロノームと友達になりましょう。
- 基礎的なリズム感がつく
- カッティングがうまくなる
- メトロノームと友達になれる
練習パターン1:1拍目(表)
ハイコードのDです。
カタカナを読めばリズムが分かりやすいかと思います。
×印はブラッシングです。左手で軽く弦に触れてミュートしたまま弾きます。
●はメトロノームのクリックの鳴るタイミングです。
ストロークは必ずアップダウン交互に弾きましょう。
練習パターン2:3拍目(裏)
パターンは同じですが、メトロノームの鳴るタイミングが変わりました。
リズムを3拍目(裏)で取るパターンです。
イメージは頭の中でドラムのスネアが鳴るタイミングと同じです。
練習パターン3:2、4拍目
激ムズです。
2拍目、4拍目のパターンですが、これができればプロ級です。
本当に難しいので頭の片隅に置いておくだけで大丈夫です。
ちなみにコードチェンジの記事にもリズムを意識した練習方法になっているので苦手な方は参考にしてみてください。
参考記事:ギターのコードチェンジに失敗しない4つの方法【たった1日で覚えられる】
- 6弦は人差し指を軽く触れてミュートする
- 1弦は小指もしくは薬指の腹を軽く触れてミュートするく
- 音を弾くときだけ押弦する
- 足・腕を使ってしっかりリズムをとる
スケール練習
スケール練習は使い方覚えることを優先します。
スケールの覚え方は過去記事にも記載していますので参考にしてみてください。
まずはペンタトニックスケールから覚えましょう。
参考記事:ギター初心者必見!ペンタトニックスケールの使い方!【アドリブ入門】
- スケールが効果的に覚えられる
- アドリブができるようになる
- 曲やフレーズを簡単にコピーできるようになる
バッキングトラックに合わせて自由に弾く
参考記事から引用しました。
こちらはペンタトニックスケールの画像ですが、どんなスケールでもOKです。
ボックスポジションを意識しながら自由にBGMに合わせて弾きます。
ボックスポジションとスケール表を網羅したアプリがあるのでそれを見ながら弾きましょう。
- Guitar Scales:Android用
- ScaleBank: Guitar Scales:iPhone用
YouTubeのバッキングトラックはこちら。
- 同じフレーズばかり弾かない
- いろんなポジションで練習する
- 録音して復習する
- ルートや指板の音の位置を覚えながら弾く
ピッキング練習
ピッキングは慣れないと違う弦を弾いてしまったり、ピックの持ち方が安定しなかったり、変な癖がついてうまくコントロールできなくなってしまうこともあります。
- 違う弦を弾いてしまうミスを減らす
- オルタネイトピッキング・空ピッキングが身につく
- アップダウンのピッキング順を自在にコントロールできる
練習パターン1:空ピッキング
これはPaul Gilbertの「Space Ship One」という曲のイントロフレーズの一部です。
ゆっくりなテンポでメトロノームを使って練習しましょう。
これは”空ピッキング”を含んだ練習で、プリング後の右手は弦に当てずにリズムを取るだけです。
16分のリズムをしっかり意識して弾きましょう。
練習パターン2:アウトサイド・インサイド
ピッキングパターンが変わりました。
テンポが速い場合はこちらの方がやりやすいイメージです。
1、2弦を弾くアップダウンの順が入れ替わるのでどちらのパターンがきても対応できるようになります。
要はアウトサイドピッキングとインサイドピッキング両方のトレーニングです。
原曲はかなり難しいですが速弾きがしたい方はぜひ挑戦してみてください。
右手のコントロールは難しいですが、左手以上に重要です。
どうしても難しい場合は下の記事も参考にしてみてください。
参考記事:ギターの単音弾き・ピッキングが安定する右手の練習方法4つ【知らないとうまくならない】
まとめ
基礎練習だけではなかなか成長できませんが、たまにやるとできなかったことが急にできるようになるので練習方法に悩んだら取り入れてみてください。
結局はたくさん曲をコピーしたり、好きな弾き方・練習方法をとことんやるのが一番成長するのでとにかく楽しく練習しましょう!
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