・何時間も練習してるけどなかなか上達が実感できない
・ギターが上達したという実感が欲しい
・成長の実感が持てず限界を感じる
一生懸命練習してるのに全然上手くなった気がしない!何年練習すれば実感が湧くの?と疑問に思ってしまうことは誰しもありますよね。
実はなかなか上達しないと悩んでいるときこそグンと成長していることが多いんです。
僕はギター歴11年で仕事で演奏ができるレベルまで上達しましたが、未だになかなか上達しないと思うときは何度もあります。
そして何度も上達を実感してるからこそ11年もギターを続けられています。
今回は自身の経験から上達の実感ができない原因になっているであろうことを具体的に解説していきたいと思います。
- ギターが上達したと実感できる
- 限界を超える力が身につく
- どんどん成長することができる
録音・録画をしていない
録音・録画をしないと客観的に自分を見ることができないので成長を実感することができません。
スマホで十分なので定期的に録音・録画をして自分の演奏をチェックしましょう。
上手い人の動画と比較して何が違うのか箇条書きで書き出せば目標にもなるのでやってみてください。
弾いてみた動画をアップロードする
特にSNSにアップロードすれば、いいねや意見がもらえたり練習が習慣になって効果的に上達できるのでおすすめです。
SNSでコミュニケーションをとれば上級者の人にアドバイスをもらったり、同じレベルのライバルを見つけて切磋琢磨することもできます。
演奏が上達すれば弾いてみた動画のクオリティを上げてカッコ良く見せることも楽しみにすることができます。
関連記事:弾いてみた動画の本格的な作り方と必要なおすすめ機材4つ【初心者必見】
間違った練習方法をしている
独学だと積極的に動画や本などで練習方法を取り入れないとなかなか上達できません。
また、悪い癖がついてしまっても気付くことができないことも多いです。
基本的には誰かに言われないと気付けないことが上達を妨げている原因になっていることが多いです。
間違った練習をしていれば上達した実感ができないのは当然です。
関連記事:ギターがなかなか上手くならない初心者が忘れがちな練習の基本8つ【知らないとは言えない】
間違った練習ができない環境を作る
間違って覚えた悪い癖を自然と矯正することはなかなかできません。
もし独学でそうならないようにするには相談や知識の吸収が気軽にできる環境が必要です。
もし身近に相談できるような環境がなくどうしても上達の実感ができない場合はギター教室や専門学校で習った方が良いです。
お金がなければタダで受けましょう。
参考記事:最大約7万円分が無料!?プロが教えるギター教室を激安で受ける方法
練習時間が足りていない
あなたは毎日何時間も練習してるのに上達の実感を感じないんでしょうか?
毎日何時間も練習しているのに実感できない!
とはっきり言えるでしょうか?
その場合はおそらく練習方法や客観視の問題ですが、そうでないなら単純に練習量が足りていないことが原因です。
心理学で有名なエビングハウスの忘却曲線によると、人間は覚えたことを20分後には42%、1時間後には56%、1日後には74%、1週間後には77%を忘れてしまいます。
次の日には74%も忘れているのに週に2,3回程度練習しても上達の実感ができないのは当たり前です。
関連記事:ギターは独学でどれくらいの練習が必要?自由に弾けるまでの5ステップ
やる気に頼った練習をしない
やる気が出てから練習するという癖をつけるとやる気が出なければ練習できないので、練習を毎日継続することができません。
やる気は勝手に出るものではなく自分で作り出すものです。
ちなみにやる気の出し方なんてギター教室では教えてくれません。
参考記事:ギターのモチベーション・やる気が上がるたった4つの心理テクニック
すぐに上達できると思い込んでいる(理想が高い)
ギターを満足に弾けるようになるまで必要な時間は国家資格の勉強よりも遠い道のりです。
僕は二級建築士の資格を持っていて合格ラインの平均勉強時間である総合計600時間程で合格しましたが、ギターの場合は同じ600時間・1年間毎日2時間の練習をしても満足に弾けるレベルにはなりません。
なかなか上達しないという時期は誰にでもあって何度も直面します。
しっかり自分を見直して練習していればそのうち実感が湧きますが、気を抜いて怠ればいつまで経ってもその日は来ません。
男性・女性に関わらず理想が高ければなかなか恋人はできませんよね。
ちゃんと自分を客観的に見て努力を継続しないとそう簡単に恋人(上達)はできません。
好きなことを好きなだけ練習する
自分の成長に実感が持てないとイライラしたり、才能がないと思ってギターを辞めてしまうこともあると思います。
調子が悪い!全然上手くならない!
なんて本当に誰でも経験することです。
なので気にせず焦らず自分が楽しめる練習をやりたいだけしましょう。
地味な基礎練習が嫌ならやめて好きな曲をたくさん聴いて、好きな部分だけコピーで全然OK!
好きなことをやり続けた人はいつの間にか上手くなってます。
関連記事:ギターの才能なんてない方が良い3つの理由
目標がはっきりしていない
こうなりたい、こんな風になりたいという姿がイメージできていないと何を練習したらいいかどうかもわからなくなります。
目標によってやるべき練習が変わってくるので、闇雲に色んな練習をしていても上達が実感できないのは当然です。
できればこんなギタリストになりたいという個人を目指すのが一番ですが、高い目標だと心が折れることもあるので達成できそうな短期的な目標を決めましょう。
など
目標と期間を決めてさらに人と約束をすれば意地でも練習するのでうまくなります。
目標から逆算する
何を練習すればいいかわからない人は目標からやることを逆算しましょう。
例えば目標にしてる人がカッティングが上手ければリズムトレーニングやブラッシング・ミュートの練習が必要です。
- 目標5年後プロデビュー
・オーディション応募
・毎日動画投稿
・ライブ出演 - 3年後自由にアドリブが弾ける
・スケール練習
・ジャムセッション参加
・コード進行の分析 - 1年後ギターソロや細かいフレーズまで完コピ
・リズムトレーニング
・運指練習
・音楽理論の勉強 - 今月1曲ミスなく弾けるようになる
・反復練習
・コードチェンジ練習
・ミュート練習
このような年表を作ることで何を練習すべきなのかがわかってきます。
するべきことが出てこない場合は知識不足なのでWeb検索や教則本・YouTubeなどで勉強するか講師に習いましょう。
参考記事:ギターを独学で上達させる方法4つ【何からすればいいかわかる】
また、なりたい目標の人が影響を受けたアーティスト・音楽をコピーしたり研究することも上達の近道です。
まとめ
ギターの上達は実感できるからこそ楽しく続けてしまうものなので、小さな上達をたくさん噛みしめて楽しく成長していきましょう。
上級者になっても何年も何度でも悩まされることですが、1度乗り越えてしまえばいつまでも続けられるはずなのでやっていないことは全てやりつくしましょう。
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