- ギターの速弾きができない
- 速弾きができるようになりたい
- 指が上手く動かない
速弾きって超カッコいいですよね。
なかなか上達しないと「どうすればあんなに上手くピロピロ弾けるんだろう…」と悩んで落ち込んでしまうこともあると思います。
僕も速弾きに憧れていた頃は練習をしてもなかなか上達せず苦悩していましたが、光速のギタリストと呼ばれるポール・ギルバートの影響を受け長年の経験を積んで今では速弾きが得意になりました。
自由に弾けるまでには時間がかかりますし難しいテクニックに見えますが、ある程度単音弾きができれば基本的にテンポを上げるだけなので習得しやすいんです。
とは言っても練習のコツがわからないとどうしても苦戦してしまいます。
- 速弾きが上達するコツがわかる
- 速弾きに必要な練習がわかる
- 単音弾きが得意になる
今回は僕のこれまでの経験の中で速弾きが得意になるまで最も効率の良かった練習方法やコツを伝授したいと思います。
難易度の高い曲に挑戦する
ある程度単音弾きができるのであれば自分がやりたい曲や定番曲の譜面を見ながら丁寧にコピーしましょう。
マニアックなものでなければ、Youtubeなどで「○○(曲名) TAB」と調べればTAB譜付きの動画が出てくるはずです。
初心者だとイングウェイなどの速弾きは速すぎて心が折れると思うので
まずはDeepPurpleの『Highway Star』などから始めるのがおすすめです!
曲の速度を弾けるスピードまで落としてから徐々にテンポを上げて慣れていく。これの繰り返しです。
曲の速度を変えるアプリやYouTubeの再生速度を変更して反復練習しましょう。
無理に弾かない
速弾きがなかなか上達しない人に共通する原因は原曲のテンポに無理やり付いていこうとしてグチャグチャに弾いて誤魔化してしまうことです。
弾けている気になって遅いテンポで練習しないといつまでも上達できません。
何か月も練習してどうしても弾けない場合は一度諦めて、難易度を少し落として別の曲を練習しましょう。
丁寧に1曲を練習するか複数のフレーズをどんどん練習するかどっちが効果的だと思いますか?
正解は「複数の曲やフレーズを丁寧に練習する」です。
丁寧に時間をかけて練習すれば記憶に残りやすく、複数の項目をどんどん練習すれば成長が早くなります。
両方の長所を活かしましょう。
スケールを覚える
スケールを覚えていないとフレーズの練習に膨大な時間がかかります。
また、スケールの運指に慣れていないと指が上手く動きません。
鳴っているメロディが何のスケールを使っているかわからない場合は基本的なスケールの音の響きを覚えましょう。
参考記事:ギターのスケールは全部覚えなくていい!楽しいスケールの覚え方4つ
運指練習をする
基礎練習としてクロマチックスケールを使った練習はもちろん必要ですが、速弾きの運指練習として重要なのはスケールを使った運指練習です。
クロマチックスケールを使った基礎練習は以下の記事を参考にしてみてください。
参考記事:【たまにやるだけ】独学でも驚くほどうまくなるギターの基礎練習4つ
速弾きは1弦に3音ずつ弾く「スリーノートパーストリング」というポジション移動を上昇フレーズや下降フレーズの際に多用します。
指のストレッチや薬指と中指の切り替えに慣れるためにもスリーノートパーストリングを使った運指練習が速弾きの練習に非常に効果的です。
スケール練習と同時に運指練習も行っていきましょう。
メトロノームを忘れずに!
ピッキングの練習をする
速弾きは特に左手と右手の連携の精度を高めていかないといけません。
単音弾きで狙った弦を上手く弾くことができない人はまず右手を安定させる練習をしましょう。
参考記事:ギターの単音弾き・ピッキングが安定する右手の練習方法4つ【知らないとうまくならない】
ピッキングはアップとダウンを交互に弾く「オルタネイトピッキング」だけでなく
エコノミーピッキングやレガート奏法を含んだピッキングなど色んな弾き方があります。
速弾きを全てオルタネイトで弾く「フルピッキング」を必ずしも使う必要はありません。
レガート奏法は運指練習に効果的で、フルピッキングでも弾きやすくなるのでおすすめです。
ギターを調整する
ギターの種類によって速弾きのしやすさは大きく変わってきます。
そうなのか!よし速弾き用のギターを買おう!
とはならないと思うので今持っている分でギターを調整していきましょう。
どれも弾きやすくなる方法ですが、音が結構変化してしまう調整が多いので自分の好きな音のニュアンスを大事にしましょう。
【まとめ】大切なのは練習の習慣
速弾きに限らずギターの練習で得た経験や知識は時間が経つほどどんどん忘れていってしまいます。
毎日練習することは当然大切ですが、理解していても毎日の習慣作りができないということが多いと思います。
忙しくてどうしても習慣作りが上手くできない人は少しでも効率の良い上達の近道を意識して練習していきましょう。
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