・香水のギターを完璧に弾きたい
・香水のギターの詳しいやり方が知りたい
・どうやって弾くかイマイチわからない
「ドルチェ&ガッバーナのその香水のせいだよ」でおなじみの瑛人の香水という曲ですが
か、簡単すぎる…( ゚Д゚)
どれぐらい簡単かというと僕ぐらいのレベルの人なら弾いたことがなくても3秒聴くだけで弾けるぐらい簡単です。
コードを弾くだけだと再現度が低いので細かい弾き方まで完コピしてしまいましょう!
ギターが上手い人は細かいところまでこだわりますよ。
参考記事:ギターが上手い人に共通する10の特徴【真似するだけで超上達】
- 香水の弾き方が詳しくわかる
- 簡単なのに表現力が上がって上手くなる
- 完コピすることでウケを狙える
- アドリブの練習にも使える
- ちゃっかり音楽理論が身につく
TAB譜は後半にあります。
コード進行の構成
キーはE♭です。
使用するコードはこちら。
A♭ B♭ E♭ ×2
A♭ B♭ G7 Cm7
A♭ B♭ E♭
の繰り返しです。
コードの形は3パターンだけ
コードはオープンコードなしでやると形が3パターンしかないので非常にわかりやすいです。
参考記事:ギターのコードは全て覚える必要はない!?超簡単なコードの押さえ方【ハイコードでOK】
A♭とB♭は6弦ルートメジャー
E♭は5弦ルートメジャー
G7は6弦ルートの7th(セブンス)
Cm7は5弦ルートのm7th(マイナーセブンス)
になります。
指で弾く【TAB譜】
TAB譜を用意しました。PDFはこちら。(右クリックで保存できます)
6弦は親指でそれ以外の音は人差し指、中指、薬指の3本を使います。
アコギや弾き語りに慣れている人ならお馴染みのスリーフィンガーと言われる奏法です。
TAB譜に沿ってゆっくりやってみましょう。
5弦ルートメジャーは薬指でセーハ
少し難しいのがE♭のときにハンマリング・プリングが出てきます。
これは8フレットの3音を薬指でセーハしながら小指でハンマリング・プリングします。
参考記事:音が出ない?ギターのハンマリング・プリングが上達するコツ5つ
指3本で押さえ慣れている人やどうしても薬指のセーハが無理な人は
ハンマリング・プリングの代わりに小指をスライドさせて事なきを得ましょう。
スライドの練習・応用はこちら。
参考記事:ギターのスライドが超絶うまくなる!?スライドのカッコいいやり方5つ
親指で裏にパーカッションを入れる【×印】
×印の部分ではブラッシングと同様に左手で弦をミュートしながら
右手親指で6弦に勢いよく当てます。
当てる位置は第一関節から手を寝かせ気味で当てに行きます。
こうすることでギター一人でもパーカッションの役割ができます。
ドラムでいうスネアを叩くタイミングで音を鳴らします。
アクセントをつける
二拍目を強調することで雰囲気がかなり近くなります。
ピンクで印をつけたところを強く、それ以外を優しく弾いてみて下さい。
この曲に限らず、音の強弱(ダイナミクス)を意識することでかなり上達します。
パーカッションが鳴る裏や、頭にアクセントを置かないように注意しましょう。
アルペジオはアドリブで変えてみる
本人も結構アドリブでおそらく普通にミスをしたりしてます。
なのでアルペジオ部分は必死にコピーしなくても大丈夫です。
同じコードで弾く順番を変えたりハンマリング・プリングをいれたりしてアレンジしましょう。
同じことを繰り返してたらさすがに飽きますからね。
ルーパーでアドリブ練習
キーがE♭なのでE♭メジャーペンタトニックスケール・メジャースケールでアドリブの練習ができます。
G7の時にミクソリディアンスケールもできます。
ルーパーがあればこの進行を繰り返すだけでオシャレバッキングができます。
原曲ループでも良いですが、ルーパーは自分のリズムを聞き返すことでリズムトレーニングにもなるのでおすすめです。
参考記事:ギター初心者必見!ペンタトニックスケールの使い方!【アドリブ入門】
3秒でコピーできるようになるには
ダイアトニックコード使ってコード進行を解析します。
ダイアトニックコードを覚えると様々な曲の進行に慣れることですぐにコピーすることができます。
耳コピが苦手で音感にあまり自信がない方は特に効率よくコピーすることができるので必須です。
ダイアトニックコードを理解した上で解説
この香水の進行はⅣ→Ⅴ→Ⅰと最もポピュラーな進行になります。
途中でⅢ7→Ⅵm7というセカンダリードミナントと呼ばれる動きをしていますが
このセカンダリードミナントも多くの曲で使われているのですぐに把握することができます。
今回は以上となります。
ダイアトニックコードを覚えれば香水だけでなくほとんどの曲が簡単にコピーできるようになるので覚えておいて損なしです!
理論についての記事はまた改めて補足したいと思います。
<2020/09/04 追記>
理論の記事追加しました!
「音楽理論なんて意味が分からん!」という方はぜひ見てみてください!
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