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ギターは独学でどれくらいの練習が必要?自由に弾けるまでの5ステップ

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・ギターを独学で覚えるにはどれくらい時間がかかるんだろう
・自由に弾けるようになるにはどれくらい練習が必要?
・独学には限界があるの?

ギターを独学で自由に弾きたいけど、難しそうなら教室や専門学校に通うか迷ったりもしますよね。

具体的にどれくらい練習なのが必要かというと目標によって大きく変わります。

できればプロレベルになりたいなあ…

と思っていた僕は毎日平均4時間程練習してましたが、プロになるなら全然足りなかったと実感しています。

それでも10年もやればその道で収入を得られる程度には上達できました。

この記事を読めば
  • 目標と練習時間が明確になる
  • 独学の限界や必要な練習量がわかる
  • 満足に弾くために必要な練習方法がわかる

これから紹介する練習時間はあくまで目安で個人差はありますのでご注意!

成長曲線

成長曲線を参考にすると成長にはギャップがあるとわかるので、上達が遅くても焦る必要は全くないです。

ステップ1:1曲全部コード弾きで約1ヶ月

ギター歴1ヶ月の人

簡単な曲であればU-フレットなどでコードを見ながら弾けば1ヵ月もかからないことが多いです。

1曲全部を通して弾くのに必要な練習時間

具体的な練習時間としては毎日1時間程でできます。

<単純計算をすると…>

1時間×30日=約30時間

え!毎日!?それも1時間なんて確保できないよ(泣)

なんて諦めなくても大丈夫。大切なのは毎日5分だけでもギターに触ることの「習慣化」です。

コードを覚えることも大切ですが、1曲通して弾いたことのない人はまず通してみてましょう。

参考記事:ギターのコードは全て覚える必要はない!?超簡単なコードの押さえ方【ハイコードでOK】

1ヶ月で1曲全て弾くための練習

基本的にはコードをしっかり押さえる練習とコードチェンジです。

「指をしっかり立てる」「フレットギリギリを押さえる」「ピックを握りこんで力まない」など基本的なことを意識しながら練習するだけでOKです。

ギター1ヶ月目の練習項目例
  • コードの押さえ方
  • コードチェンジ
  • ストロークの練習(腕の振り方)
  • ピックの持ち方
  • FとBコード(バレーコード)の練習

参考記事:ギターのコードチェンジに失敗しない4つの方法【たった1日で覚えられる】

ステップ2:「ギター弾けるよ」と言って人に見せられるレベルまで半年

ギター歴半年の人

色んな曲を弾けるようになってアルペジオや単音弾きなどのコード弾き以外の弾き方を練習する時期です。

Uフレットではストロークのリズムやアルペジオなど細かい弾き方は書かれていないので

TAB譜(ギター用の楽譜)を使って練習しましょう。

U-フレットは卒業!楽譜をしっかり見て練習の精度を高めよう!

ギターが弾けると言えるレベルになるまでの練習時間

具体的な練習時間としては毎日1時間でもOKですが、たまにできない日や休みを考える場合2時間は確保しておきたいです。

<単純計算をすると…>

1時間×180日(2時間×90日)=約180時間

特に基礎が固まっていく時期で間違った練習方法や練習時間が少ないといつまでも「なかなか上達しない…」と悩まされるので注意が必要です。

左手に意識が持っていかれやすいですが、右手を安定させる練習が特に重要になってきます。

関連記事:ギターの単音弾き・ピッキングが安定する右手の練習方法4つ【知らないとうまくならない】

ギター歴半年までにやっておきたい練習

自分がどんな風に弾けるようになりたいかというイメージや目標によって何を練習すべきか変わってきます。

あいみょんのように弾きたければ弾き語りとストローク

ワンオクロックのようなロックなギターが弾きたければ、パワーコードやオクターブ奏法など

必ずなりたい理想の目標は決めておきましょう。

ギター半年目の練習項目
  • ミュートの練習
  • リズムトレーニング
  • 運指練習
  • 指板の音やスケール・コードなど理論を少し覚える
  • チョーキング、ハンマリング・プリングなどの基本テクニックの練習

目標達成に必要な練習の基本は必ず覚えておきましょう。

参考記事:ギターがなかなか上手くならない初心者が忘れがちな練習の基本8つ【知らないとは言えない】

ステップ3:ギターソロなどの単音引きがある程度弾けるまで約1年

ギター歴1年の人

コード弾きや運指にも慣れて曲を通して弾くのが楽しくなってきます。

しかし、独学だとさらに上達するために何を練習すべきかわからなくなってくる時期です。

単音弾きや耳コピを効率良く上達させるためにスケールやダイアトニックコードなど「音楽理論」を少しづつ習得しましょう。

「ペンタトニックスケール」を覚えておくとかなり便利!

関連記事:ギター初心者必見!ペンタトニックスケールの使い方!【アドリブ入門】

ギターソロ・単音弾きがある程度弾けるようになるまでの練習時間

具体的な練習時間は1日約1時間~1.5時間程です。

やはりできない日や休日などを考慮すると1日2時間~3時間は集中して練習しておきたいです。

<単純計算をすると…>

1時間×365日(2時間×182.5日)=約365時間

ギターを始めて1年の間に「練習の習慣」ができるので、ここで集中しないと将来確実に差がつきます。

ギターソロ・単音引きのためにやっておきたい練習 

独学だと大きな壁になり練習が疎かになってしまいやすい「音楽理論」が本当に重要です。

音楽理論は耳コピやアドリブなど効率良く上達するためには欠かせない練習です。

具体的にはインターバル(度数)、コードトーン、スケール、ダイアトニックコードなど公式を覚えるだけでなくそれを使えるようにする練習が必要です。

ギター1年目の練習項目
  • スケールを覚える
  • 難易度の高い曲を細部までコピーする
  • 指板の音の位置を少しづつ把握する
  • 耳コピの練習をする
  • 音楽理論を覚える

参考記事:独学ギタリストが知ってて得する3つの音楽理論【超初心者向け】

ステップ4:満足に自由に弾けるようになるのは約2、3年

満足そうにギターを弾く人

満足する到達点は人それぞれですが、初心者がイメージする「自由に弾いている姿」が完成しているのはギターを始めて約2、3年頃が多いです。

基礎がある程度固まるので悪い癖がつくと修正がかなり厳しくなってしまいます。

自由に弾けるようになるまでの練習時間

具体的な練習時間は1日1時間~2時間。休日や弾けない日を考慮すると3~4時間は確保したいです。

<単純計算をすると…>

1時間×365日×3年=約1095時間

1000時間勉強すれば高難易度の国家資格が取れるほどのレベルになってくるのでかなり実力がつきます。

2年もしくは3年後に少なくとも練習時間が2000時間以上を目安に目標を立てましょう。

自由に弾くための練習

2、3年もすれば自主的に何の練習をすべきか大体わかってきますが

独学だと基本が抜けていることが多いので初心に返って「ミュート」「リズムトレーニング」「スケール」「コード」などを理論的に分析する練習が効果的です。

リズム感」が最重要!練習方法がわからなければとりあえずリズムトレーニング!

またアドリブの引き出しが増えるように、スケール・コードの理論を意識しながら曲・フレーズのコピーやバッキングトラックに合わせたアドリブ練習をしましょう。

ギター2、3年目の練習項目
  • 初心に返った基礎練習(特にリズム)
  • アドリブ練習
  • 音楽理論を使った曲の分析とコピー
  • アクセントやダイナミクスなど細かい表現をさらに意識

上手い人の特徴を意識してたくさん曲を練習しましょう。

参考記事:ギターが上手い人に共通する10の特徴【真似するだけで超上達】

ステップ5:プロになるなら5年以上

ギターの仕事をする人

音楽で生計を立てることは夢のようですが不可能ではありません。

ただし、独学でスタジオミュージシャンやメジャーアーティストのようなプロになるためには血の滲むような努力が必要です。

技術的には成長が早ければ5年程でも可能ですが、実際にギターだけで生計を立てるとなると何十年とかかることの方が多く、まさに夢のような話です。

プロになるまでの練習時間

モーツァルトやビル・ゲイツなど偉大な成功者は1万時間もの下積みがあったそうです。(1万時間の法則)

最短でプロになるなら1日6時間~8時間以上の練習が必要です。

<単純計算をすると…>

6時間×5年(1826)=約10956時間

ちなみにロック界のスター「エディ・ヴァン・ヘイレン」は独学で1日4時間以上は練習していたそう。

基本的には時間を忘れていつまでも弾いていたらしい。

関連記事:【追悼】ギタリストなら知っておきたいエディ・ヴァン・ヘイレンの天才的な名言10選

プロになるための練習

どんなプロになりたいかにもよりますが、一般的にプロと呼ばれるスタジオミュージシャンだと基本的には

音楽理論や譜面読解などの「知識」と譜面や楽曲にあわせた即興演奏(アドリブ)や完璧なアンサンブルなどの「技術」が求められます。

ギター5年目の練習項目
  • アドリブ練習
  • あらゆるジャンルの曲を分析・コピー
  • 譜面読解トレーニング
  • 音感トレーニング
  • アンサンブルトレーニング

ギター歴が長いのにアドリブでミスしてしまう人は丁寧に理論を叩きこんで意識しながら弾きましょう。

参考記事:ギターのアドリブでミスがなくなる!?耳コピが爆速になる3つの音楽理論【初心者向け】

うまければプロになれるわけではなく、あくまで「技術」や「知識」は最低条件。

まとめ:プロになるなら独学はやめておいたほうがいい

独学でギターは習得可能ですが「本気でプロになりたい」「すぐに上達したい」と思う人は絶対に習った方が良いです。

一度悪い癖がつくといくら練習しても上達できなかったり間違いを修正できなくなってしまいます。

ネットの情報は豊富なので独学でもたくさん学習できますが、人に直接習うのとでは効率が段違いなので、悩んでいる人は専門学校やギター教室を検討してみても良いと思います。

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